カメラの選び方

適当に選んじゃダメ?!一眼レフカメラ用SDカードの選び方

一眼レフカメラ(ミラーレス一眼カメラ)用SDカードの選び方

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

一眼レフカメラ(ミラーレス一眼カメラ)で撮影した写真や動画を記録するためのメディアとして一般的なSDカード。

SDカードは多種多様なデバイスで使用されることから種類が豊富に用意されていますが、一眼カメラのパフォーマンスに大きく影響してくるため、しっかりと選んでおきたいところです。

でも、何を基準に選べば良いのか…そこで今回は一眼カメラで使うSDカードの選び方を解説していきます。

一眼カメラ用SDカードを選ぶポイント

一眼レフ/ミラーレス一眼カメラ用SDカードを選ぶ際のポイント

さて、一眼カメラ用のSDカードを選ぶ際のポイントですが、写真を撮影するか動画を撮影するかで重視するポイントが変わってきます。

写真撮影 動画撮影
規格
バスI/Fスピード
容量
スピードクラス
転送速度
ブランド

基本的に規格さえ適合していればどのSDカードでも動作はするということに、仕様上はなっています。

しかし実際には高速連写や動画撮影がスムーズにいかなかったり、はたまた一眼カメラそのものが正常に動作しないといったことも起こり得ます。

ですので、SDカード=単なる付属品とは思わずにしっかりと選んでおきたいところです。

規格

一眼カメラのSDカードを選ぶ上でもっとも重要なところで、必ず一眼カメラでサポートしている規格を選ぶようにしましょう。

現在発売されている一眼カメラは以下の規格のいずれかをサポートしていますが、それぞれ利用可能なSDカードの規格が変わってきます。

カメラ側の対応規格 SDカード規格
SD SDHC SDXC SDUC
SD
SDHC
SDXC
SDUC

2019年9月現在、SDUC規格に対応した一眼カメラおよびSDカードは存在しません。(将来的には登場するかも?)

気をつけていただきたいのが上位互換が存在しないという点。

例えばSDHC規格に対応した一眼カメラではSDXCカードやSDUCカードを使うことはできません。

一方で下位互換は存在するため、SDXC規格に対応した一眼カメラでSDカードやSDHCカードを使うなんてことはできます。

お使いのカメラがどの規格に対応しているかについては、一眼カメラ本体や説明書などで調べることができます。

一眼カメラに記載されたSDカード規格ロゴ

例えば上図の一眼カメラであればSDXC規格までのカードに対応していることになります。

近年の一眼カメラはおおよそSDXC規格に対応しているため、市販されているSDカードであればおおよそどの製品も適合しています。

ただし、中古で購入した一眼カメラなどではSDHC規格までしかサポートしていないなんてケースもあるため忘れずに確認するようにしましょう。

バスインターフェーススピード

必須ではありませんが、カメラ側に対応した規格の製品を選ぶことをおすすめします。

バスインターフェーススピードは一眼カメラとSDカードの間における最大転送速度の理論値を示したものとなっていて、2019年9月現在で6種類の規格が存在します。

バスインターフェース規格 最大転送速度
ノーマル 12.5MB/s
ハイスピード 25MB/s
UHS-I 104MB/s
UHS-II 312MB/s
UHS-III 624MB/s
SD Express 985MB/s

2019年6月現在、UHS-IIIおよびSD Expressに対応した一眼カメラおよびSDカードは存在しません。(将来的には登場するかも?)

バスインターフェースについては上位互換および下位互換が存在するため、例えばUHS-II対応のSDカードをUHS-I対応の一眼カメラで使うことが可能ですし、その逆もまた然りです。

ただし下位のバスインターフェーススピードに引きずられるため、UHS-I対応のカメラでUHS-II対応のSDカードを使った場合、UHS-Iの最大転送速度(104MB/s)で頭打ちとなります。

バスインターフェーススピード規格が上位になるほどSDカードは高価になっていく傾向にあるため、コストパフォーマンスを考えると原則として双方で統一することをおすすめいたします。

規格と同じく、カメラ本体や説明書などで対応するバスインターフェーススピードを調べることができます。(参考までに規格のところで紹介したカメラではバスインターフェース規格としてUHS-Iをサポートしています)

容量

必要に応じて適切な容量を選ぶようにしましょう。

一眼カメラの利用スタイル、画素数、使用するフォーマットによって、必要となるSDカードの容量は大きく変わってきます。

ざっくりとした目安としては…

大容量(64GB以上)
  • 長時間かつ高画素(4Kなど)の動画撮影を行う
  • 超高精細撮影を行う
  • 高速連写を多用する
  • 画素数が大きいカメラを使用している
  • 長期間に渡って同じSDカードを使って撮影を行う
中容量以下(32GB以下)
  • 動画撮影はほとんどしないもしくは短時間
  • 超高精細撮影を使わない
  • 高速連写は使わないもしくは使用頻度は少ない
  • 画素数が小さいカメラを使用している

といったところになります。

SDカードの規格によってサポートする容量も変わってきます。

  • SD:~2GB
  • SDHC:2GB超~32GB
  • SDXC:32GB超~2TB
  • SDUC:2TB超~128TB

例えばSDHC対応の一眼カメラの場合は、利用可能なSDカードの上限は32GBとなります。

>>SD、SDHC、SDXC、SDUCのデータ容量帯について – SD Association

参考までに、SDカードに記録可能な画素数および記録形式毎の枚数はおおよそ次の通りとなります。

静止画(1800万画素の場合)
SDカード容量 記録形式
JPEG(最高画質) RAW(14bit)
16GB 1,418枚 408枚
32GB 2,836枚 816枚
64GB 5,672枚 1,632枚
128GB 11,344枚 3,264枚
静止画(2400万画素の場合)
SDカード容量 記録形式
JPEG(最高画質) RAW(14bit)
16GB 1,063枚 306枚
32GB 2,127枚 612枚
64GB 4,254枚 1,224枚
128GB 8,508枚 2,448枚
静止画(3600万画素の場合)
SDカード容量 記録形式
JPEG(最高画質) RAW(14bit)
16GB 709枚 204枚
32GB 1,418枚 408枚
64GB 2,836枚 816枚
128GB 5,672枚 1,632枚

上記はPENTAX K-1 MarkIIにおける8GBのSDカードに保存した際の容量を参考に、SDカードの容量および各画素数毎に換算した枚数となります。

お使いのカメラによって大きく異なる場合がありますので、あくまでも参考として活用していただければ幸いです。

>> 仕様 / PENTAX K-1 | RICOH IMAGING

スピードクラス(動画撮影をする場合)

主に動画撮影をする場合に重要となるのがスピードクラスです。

2019年9月現在、スピードクラスは「スピードクラス」「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」の3種類が用意されています。

最低保証速度 スピードクラス
スピードクラス UHSスピードクラス ビデオスピードクラス
90MB/s 90
60MB/s 60
30MB/s 3 30
10MB/s 10 1 10
6MB/s 6 6
4MB/s 4
2MB/s 2

ビデオスピードクラス30はUHS-I以上、60および90はUHS-II規格のSDカードのみ対応となります。

スピードクラスを決める際には撮影で使用する動画の画素数が基準となってきますが、最低限の目安としては…

  • フルHD:スピードクラス10以上
  • 4K:UHSスピードクラス3以上

となります。

パナソニックの一眼カメラで利用できる4Kフォトおよび6Kフォトについては動画のフレームを生かした連写機能となるため、スピードクラスが重要になります。

ただし、上位のスピードクラスに対応したSDカードほど高価な傾向にあるため、動画撮影を行わないようであればそれほど重視しなくても良いでしょう。

転送速度(写真撮影をする場合)

主に写真撮影をする場合に重要となるのが転送速度です。

SDカードの転送速度には読み込み速度書き込み速度の2種類が存在し、それぞれの役割は次の通りとなります。

  • 読み込み速度:SDカードからカメラやパソコンにデータを読み込む速度
  • 書き込み速度:カメラからSDカードへデータを書き込む速度

このうち、写真撮影で特に重要になってくるのが書き込み速度となります。

特に高速連写や超高精細撮影(リアル・レゾリューションなど)を行う場合、SDカードの書き込み速度が遅いと次の撮影まで待たさせることになります。

一眼カメラで連写が遅くなる、止まる原因と対策方法皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。 一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラで連写機能を使った際… ...

したがって、高速連写や超高精細撮影を行うような場合には書き込み速度に優れたSDカードを選ぶのがおすすめです。

パナソニックの一眼カメラで利用できる4Kフォトおよび6Kフォトについては動画のフレームを生かした連写機能となるため、書き込み速度よりもスピードクラス(前述参照)が重要になります。

ただし、転送速度(とりわけ書き込み速度)が速いSDカードほど高価な傾向にあるため、高速連写や超高精細撮影をそれほど使わないようであれば中程度の製品を選ぶのも一つの手です。

一眼カメラ用のSDカードは転送速度(書き込み速度)が超重要な理由皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。 SDカードの性能指標の一つである転送速度。一眼カメラ用のSDカード...

ブランド

必須というわけではありませんが、カメラメーカー側で動作確認が行われているブランドを選ぶのがおすすめです。

基本的に一眼カメラ側の容量規格さえ満たせば、仕様上はどのSDカードブランドの製品でも使うことはできます。

しかしながらSDカードとカメラの間には相性があり、相性が悪いSDカードだった場合にはカメラがまともに動かなくなってしまうことが少なからずあります。

安定的な動作を求めるのであれば、SDカードのブランドについても考慮することをおすすめします。

ネットショップでSDカードを選ぶ際の注意点

Amazonや楽天などのネットショップでSDカードを買う際、粗悪な偽物には注意しましょう。

偽物のSDカードを使ってしまった場合、記載された容量や転送速度が異なるだけでなく、最悪の場合は大切なカメラが文鎮化なんてことも起こり得ます。

パッケージ表記がやたら不自然なものや、価格が極端に安いもの、口コミ評価が極端に低いようなSDカードは要注意…手を出さないのが無難です。

一眼カメラ用のSDカードをネットショップで購入するときの注意点皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。 一眼レフカメラおよびミラーレス一眼カメラで撮影した写真や動画を記録...

一眼カメラにおすすめなSDカード

ここまで一眼カメラ用SDカードの基本的な選び方について紹介してきましたが、「結局のところ、どのSDカードが良いの?」という方もたくさんいらっしゃると思います。

先ほど一眼カメラとSDカードには相性があると述べたように、各カメラメーカーでおすすめなSDカードが変わってきます。

ということで、各一眼カメラメーカー(ブランド)毎におすすめのSDカードをリストアップいたしましたので、SDカード選びでお悩みの方は参考にしていただければ幸いです。

まとめ

何かと悩ましい一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラ用SDカード選び。

改めてざっくりとまとめると以下の通りとなります。

  • 規格(SD、SDHC、SDXC、SDUC)は必ずカメラ側で対応したものを選ぶ
  • 高速連写や超高精細撮影を行う場合は転送速度(特に書き込み速度)を重視する
  • 動画撮影を行う場合はスピードクラスを重視する

選んだSDカードによっては一眼カメラのパフォーマンスに大きく影響するため、単なる付属品とは思わずにしっかり選ぶことをおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

ABOUT ME
おーわ(Hirokazu Shibuya)
埼玉県を拠点に写真を撮っています。 写真やカメラのことよりも、なぜかSDカードや写真データのバックアップといった分野に詳しいのは内緒の話ですw
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