写真撮影のコツ

ドラマチックな写真を創ろう!マジックアワーの魅力と撮影のコツ

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

突然ですが、写真撮影にはゴールデンタイムがあることをご存知でしょうか?

え、ご存知ない?では、ちょっと考えてみましょう…

 

 

 

・・・

 

 

 

はい、タイムアップ!皆さん、分かりましたでしょうか?

正解は越後製菓!…じゃなくて、答えは「マジックアワー」です。

え、マジックアワー?何それおいしいの?

な、何をおっしゃるのですか?マジックアワーは写真撮影するのに超絶おいしい時間帯なんですよ!何気ない写真さえもドラマチックに変えてしまう可能性すら秘めているんですぜ!

ということで、今回はマジックアワーにおける写真撮影の魅力や撮影時のコツについて紹介していきます。

マジックアワーとは?

マジックアワーとは日の出または日没の直前・直後の時間帯のことをいいます。

日の出の直後や日の入りの直前は天候条件がそろえば綺麗なオレンジ色(金色)になりますが、この時間帯はまさしく写真撮影におけるゴールデンタイムでもあるのです。

余談ですが、この時間帯は夕焼けで空が金色(オレンジ)に輝くことから、ゴールデンアワーとも呼ばれています。

どんな写真が撮れるの?

では、マジックアワーの時間帯にはいったいどんな写真が撮れるの?ということで、実際にマジックアワーの時間帯(日没前)に撮影したポピーの写真がこちらです。

赤とピンクのポピーが夕日に照らされて、より輝いていますねー。

一方で、日中帯に同じくポピーを撮影した写真がこちら。

先ほどのマジックアワーの時間帯に撮影したポピーの写真と比べると、なんだかすごく普通な感じがします。(もちろん、これはこれで好きですが)

ということで、同じ被写体でもマジックアワーの方がよりドラマチックな雰囲気になるということがお分かりいただけたかと思います。

短い時間に光がめまぐるしく変化する

実はマジックアワーを拝める時間は意外と短く、朝は日の出からその1時間後まで、夕方は日没の約1時間前から日没までがピークとなります。

しかも、この時間帯は光の色や強さがめまぐるしく変化するため、意外と撮影条件がシビアだったりするのです。

最適な被写体は?

マジックアワーでの撮影はほぼすべての被写体の撮影に最適なんじゃないかなと思っています。

特に紅葉や花(ポピー、コスモスなど)などは、マジックアワーによって被写体の魅力が大きく引き立つのでおすすめです。

マジックアワーにドラマチックな写真を撮るコツ

では、マジックアワーを逃さずに撮るためにはどうすれば良いのでしょうか。下調べから撮影のコツまでを追って紹介していきます。

マジックアワーが出る時間帯を把握する

まずはマジックアワーが出現する時間帯を把握することです。

先ほども軽く触れましたが、マジックアワーは1日で最大2回見られるチャンスがあります。

  1. 日の出~日の出から1時間後
  2. 日の入りの1時間前~日の入り

マジックアワーは日の出および日の入りの時間に左右されるため、季節や場所に大きく左右されます。

最低限、日の出と日の入りの時間帯は把握しておきましょう。(※太陽の位置を把握する方法は以下の記事も併せて参考にしてみてください)

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晴天の日を狙う

マジックアワーは夕焼けもしくは朝焼けが見られること、すなわち天気が良いことが前提条件となります。

ピーカンである必要はないですが、少なくとも太陽が拝める日を選ぶのがおススメです。

また、湿度は低めの日を選ぶと空の霞も少なく、朝焼けや夕焼けが綺麗に見える可能性が高くなります。

撮影地をロケハンする

ロケハン(下調べ)も大事です。

早朝撮影であれば現地の東側、夕方の撮影であれば西側を重点的に確認しておきましょう。

マジックアワーの時間帯は太陽が低い位置にあるため、いざ撮影しようと思っていたポイントがすべて影になってしまうこともあります。

そんな悲しい事態を避けるためにも、可能であればロケハンはしっかりしておくことをおすすめします。

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ホワイトバランスは5000~6000K付近がおすすめ

マジックアワーの時間帯の空は温かみのあるオレンジ色(金色)となるため、ホワイトバランスは暖色系に設定するのが良いでしょう。

このあたりは撮影者の好みもあるかと思いますが、おおむね5000K~6000K付近で調整するのがおすすめです。

シャッター速度に注意

マジックアワーの時間帯はシャッター速度にも要注意。特に日の出直後や日没直前は太陽光が弱まるためシャッター速度が低下しやすく、被写体ブレを起こしやすくなってしまいます。

絞り優先(A、Av)モードシャッタースピード優先(S、Tv)モードを使用されている方はISO感度を上げたり、あるいはマニュアル(M)モードに変更してシャッター速度を調整していきましょう。

PENTAXの一眼レフカメラをお使いの方はシャッター&絞り優先(TAv)モードという大変便利な撮影モードがありますので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

ドラマチックな写真作品を語る上で外せないマジックアワー。

ここで、マジックアワーにおける写真撮影についてサクッとおさらいです。

  • 日の出から約1時間と日の入り前の約1時間がマジックアワー
  • マジックアワーは光の色や強さが目まぐるしく変わる
  • マジックアワーが出現する時間帯と天候は事前に把握すること
  • ホワイトバランスは5000~6000K付近がおすすめ
  • シャッター速度が低下しやすいので、カメラの設定を適宜調整する

よく晴れた日の出・日没の時間帯の前後はドラマチックな写真撮影のチャンスですので、ぜひマジックアワーを生かして素敵な写真を撮影してみてください。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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