皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@hirokazu.sby)です。
写真を撮る上で大切な独創性(オリジナリティ)。どうせ写真を撮るならば、他人とはひと味違った一枚を撮っていきたいところです。
今回はそんな独創性にあふれる写真を撮るためのポイントと、そのために実践したいことについてまとめてみました。
視点が変われば写真も変わる!
さて、冒頭で写真(特に作品性を求める場合)は独創性が大切だということをお伝えしました。
が、そんなこと言われたところで
いきなりそんなもん撮れるかヴォケ!
ってなると思いますw
最初のうちは他人を真似て撮るのは非常に有効な手法ですし、ぜひともたくさん経験を積んでいきたいところです。
が、いつまでも誰かの二番煎じの写真を撮り続けるというのも面白くないのもまた事実です。
https://www.camera-kb.com/camera-beginner-misunderstanding/
何を、どんな視点(目線)で伝えるか
写真で何かを伝えようとしたとき、大切になるのが「何を、どう伝えるか」という点に尽きます。
このとき、その被写体に対してどんな視点(目線)でアプローチしていくかいうのが一つのカギとなります。
例えば、写真を通じて「足元を彩る花々」の魅力を伝えたいとしましょう。
実際に花畑などへ出向いた際、この「足元を彩る花々」というテーマに対してどんな視点でアプローチしていくかによって、与える印象が大きく変わってきます。
まずは人間が普段見ているのに近い目線で花畑を撮った場合。
花畑をながめたほぼそのまんまって感じで、とても無難な印象です。ごくごく普通の視点ですし、ありきたりな感じがします。
続いては花の目線で撮った場合を見ていきましょう。
同じ花で良い作例がありませんでした…すいませんm(__)m
先ほどとは印象ががらりと変わりましたね。花の目線にすることで、足元には我々が知らないような素敵な世界が広がっているんだということが、より強く感じられるようになったかと思います。
以上のように、視点がほんのちょっと変わるだけで写真は劇的に変わるというわけです。
独創的な視点を養うためのコツ
さて、独創的な写真を撮るためには視点が大事になってくるわけですが、よほどの天才でもない限り最初から持ち合わせているわけではありません。
そんな視点を養うためにはどうすれば良いか…やはり経験を多く積むことが遠回りのようで一番の近道なんじゃないかと思います。
たくさん写真を撮る
まずは何にせよ、たくさん写真を撮っていきましょう。
フィルムカメラを使っている方はそうもいきませんが、デジタルカメラを使っている方はガンガン写真が撮れるはずです。こんな記事を読んで勉強するよりもはるかに有益ですw
とはいえ、がむしゃらにシャッターを切っていただけでは得られるものはほとんどありませんので、まずは以下のポイントを意識しながら撮影してみましょう。
- 露出
- 絞り
- 画角
- 立ち位置
- 光(シンプルに順光と逆光のみでもOK)
上記を意識しながら写真を撮っているうちに、様々な視点を習得することができるはずです。
他者の作品を研究する
独自の視点を得るためには、他者がどんな視点で写真を撮っているのかを研究することも超重要!
十人のフォトグラファーがいれば十通りの視点があるわけで、自分にはない視点を学べることが多々あります。
たまにカメラ初心者の中で「独創的な写真は自らの世界で描くものだから、独自路線でやるべき」なんていう考え方をする方がいらっしゃいますが、それは視点を限定的にしてしまうことに繋がるのでオススメできません。(それが昔の僕だったというのは内緒の話ですw)
https://www.camera-kb.com/camera-beginner-misunderstanding/
今は写真展や写真雑誌のみならず、SNS(Instagram、Twitter他)などでも他者の作品をたくさん見られるようになりましたので、それらを活用しない手はありません。
ぜひたくさんの作品を見て、自分なりに取り入れてみましょう。
複数のジャンルに触れる
好きな被写体は各々異なるかと思いますが、できれば複数のジャンルに触れてみることをおすすめします。
例えば僕は主に花、花火、鉄道をメインテーマに撮影することが多いですが、それぞれで必要となるテクニックが大きく異なります。
しかし、これらの複数テーマに触れることで、視点やテクニックの幅が大きく広がります。
よく「特定のジャンルに絞った方が良いよ」という話もありますが、ジャンルを絞っていくのは複数のジャンルに触れた後に考えれば良いんじゃないかなーと個人的には思っています。
まとめ
写真作品を極めていくにあたって重要になってくる独創性。
そんな独創性にあふれた写真を撮るためには、視点がとても重要な要素になってきます。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、たくさんの経験とともに視点を養うことで、写真を通じての伝わり方が大きく変わります。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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