写真撮影のコツ

写真の主題と副題を選ぶときに大切なたった一つの考え方

自分が撮った写真がなんだかパッとしないなーとお悩みの皆さん。それは、もしかすると「主題」「副題」を意識せず、漫然と撮っている可能性があります。

そんなときは、一つの考え方を変えるだけで写真撮影が大きく変わるかもしれません。

写真の主題と副題を決めるのに大切な一つの考え方

中井精也さんの名著「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版)」の冒頭で、写真の主題と副題の選び方について次のように書かれています。

「何を、どう撮るか」

うん、これはすごくシンプルな考え方!けど、この一言に写真撮影の主題・副題選びに大切なことはすべて集約されています。

構図などの撮影テクニック云々も大事なのですが、まずは「何を、どう撮るか」を考え、主題と副題をしっかりとさせることが大切です。

一つの主題には何通りもの副題がある

「何を、どう撮るか」を考えると、一つの主題に対して実に様々な副題が出てきます。

ここで一例として「紅葉を楽しむAmazonダンボー」を主題に撮影した4枚の写真ですが、それぞれ異なる副題を合わせたものを紹介していきます。

主題と副題による写真の印象の違いの例①

集められたふかふかの落ち葉に埋もれてみたりながら、紅葉を楽しむAmazonダンボー。

主題と副題による写真の印象の違いの例②

雪の上に紅葉したモミジが落ちている、ちょっと珍しい光景を楽しむAmazonダンボー。

主題と副題による写真の印象の違いの例③

ゆうパックダンボーと紅葉デートを楽しむAmazonダンボー。

主題と副題による写真の印象の違いの例④

地面に散ったメタセコイアの紅葉を踏みしめながら楽しむAmazonダンボー。

同じ「紅葉を楽しむAmazonダンボー」という主題に対し、どう撮るか(副題を選ぶか)によって全然違った印象になっているかと思います。

まとめ

写真撮影はテクニック云々ももちろん必要ですが、一番大切なのは「何を、どう撮るか」ということに尽きます。

もし、自分の写真に対して「なんかしっくりこないなー」と感じたときは、ぜひ「何を、どう撮るか」を意識しながら撮影してみてください。

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おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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