皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
写真撮影とは光を捉えることでもありますが、この光と仲良くすることでフォトライフがグッと楽しくなります。
写真撮影がグッと楽しくなる!光の持つ特徴を知ろう
人間は日常生活の中で無意識のうちに光を感じながら生きてきます。
「太陽がまぶしい!」「夜のビル明かりがキレイだねー」なんていった会話をよく耳にするんじゃないでしょうか。
このように、光は我々が日常生活を送る上で欠かせないモノの1つですが、実は写真撮影にも光は不可欠な存在なのです。
さて、ひとくちに光といってもいくつかの特徴があるんですが、カメラを始めたばかりの方にとってはちょっと取っ付きにくい印象があるかもしれません。
特にポートレート撮影でよく聞くライティング技術なんてのは、名前からして小難しさ満載なイメージですw (もちろん、知っているに越したことはないですが…)
しかし、そんな光と仲良くできれば写真撮影は今よりももっと楽しくなるというのもまた事実であります。
では、どうすれば光と仲良くなれるのか…少々前置きが長くなってしまいましたが、まずは光の特徴を知っていただくところから始めていきましょう。
光が持つ3つの特徴と印象の違い
光にはおおむね3つの特徴(方向、光量、色味)があります。
まずは、それぞれの特徴を掴んでいただくことが、光と仲良くなるためのファーストステップとなります。
では、光の持つ特徴を生かすことで写真の印象にどのような変化が生まれるのか、作例を交えながら紹介していきます。
方向
光には方向があります。この光と被写体の位置関係によって写真の印象が大きく変わってきます。
一番分かりやすいのが順光と逆光ですね。
同じ被写体を順光と逆光で撮ってみたとき、かなり異なった印象になります。
順光では被写体であるネモフィラが比較的色濃くなっているのに対し、逆光ではどこかふんわりとした印象になっていることが分かります。
どちらが良いかはさておき、光の方向によって被写体の印象が変わるということをまずは押さえていただければ嬉しいところです。
光量
これもまた光を活かした写真を撮る上で大事なポイント。周囲の明るさによっても写真の雰囲気は大きく変わります。
たとえば晴れの日と曇りの日では光量が変わりますが、同じ被写体(ここではスノーフレークという花)を撮ったときにその印象が大きく異なります。
晴れの日に撮った写真は全体的にメリハリが出ているのに対し、曇りの日(実際には薄曇り)はおおよそ均質な感じになっています。
ご自身が撮りたい写真によって、最適な天候や照明の明るさを選んでいきましょう。
色味
光にも色味がありますが、これも写真の雰囲気に大きく影響します。
ご存知の方も多いと思いますが、太陽光は時間帯や季節によって色味が変わります。また、屋内でも蛍光灯と電球で色味が異なります。
色味が変わる代表例の一つが『写真撮影のゴールデンタイム』ともいわれるマジックアワー。
日の出の直後と日の入りの直前の約1時間にかけて、優しいオレンジ色がかった光が降り注ぐ、写真家の皆さんにおかれましてはウハウハな時間帯ですよねw (実際に見ていただければ分かりますが、空気が澄んだ日のマジックアワーの美しさは最高です!)
花の写真ばっかりで恐縮ですが、昼間とマジックアワーに撮影したポピーの写真を見比べてみましょう。(どちらも逆光、色温度もほぼ同じにした状態で撮影しています)
いかがでしょう?昼間とマジックアワーでかなり違った印象になっていることが見て取れるかと思います。
どちらの雰囲気が好きかは各々ですが、光の色味もまた写真撮影において大切な要素となることをちょっとでもご理解いただけたら嬉しい限りです。
まとめ
さて今回は、光を知ると写真撮影がグンと楽しくなるよーというお話をしてみました。いかがでしたでしょうか。
光には大きく3つ特徴(方向、光量、色味)があり、これらの要素によって写真の印象が変わるんだなーということを、なんとなーく頭の片隅に置いといていただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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