皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
写真撮影といえば順光がベストだと考える方が多いと思いますが、実は逆光を活用することで、ドラマチックな写真を撮ることができるんです。
逆光撮影の魅力とコツ
光にはいくつか種類がありますが、代表的なものとして順光と逆光があります。
順光は撮影者側から被写体へ届く光、逆光は被写体側から撮影者側へ向かってくる光のことをいいます。(実際はもう少し細かく分類されますが、とりあえずここでは順光と逆光の二種類について押さえていただければと思います)
さて、順光と逆光のうち、後者に対しては苦手意識があるという方も多いかと思います。以前は僕も「逆光=悪」なんていう、とんでもないことを思っていた時期もありましたw
ですが、逆光を生かせるようになれば、写真の世界が今よりもグンと広がります。
順光と逆光による写真の違い
順光と逆光では写真の雰囲気に大きな違いが出ます。いったいどれぐらい違うのか、ネモフィラの写真を比べてみましょう。
順光では色がハッキリするのに対し、逆光ではフワッとした感じになっています。同じネモフィラなのに、ずいぶん雰囲気が違って見えますねー。
どちらが良いかは好き好きですが、逆光の方がなんとなくドラマチックな感じがするんじゃないでしょうか。
逆光で撮るのがおすすめな被写体
さて、いったいどのような被写体に逆光がおすすめなのかということですが、これについてはほぼすべての被写体が逆光撮影に向いていると思います。
その中でも特に逆光で撮ると良いよーというものを紹介しておきます。
花
先述の作例のところでも出しましたが、花は逆光で撮るのがダントツでおすすめ!花が持つやさしさやふわっと感を出しやすくなります。
さらに、マジックアワーの時間帯であれば花の魅力もさらに増すので、最高におすすめです。
紅葉
紅葉も逆光での撮影がおすすめな被写体の一つ。
花と同じくマジックアワーの時間帯に撮影すれば、赤や黄色がさらに映えやすくなります。(ただし、紅葉の時期は太陽の高度が低いので場所を選びます)
レンズフレアとゴーストに注意
逆光で撮影する際、太陽光がレンズに直接当たるとレンズフレア(フィルムではハレーション)やゴーストが出て、写真が部分的に不鮮明になってしまうことがあるので注意が必要です。
よく、逆光下で記念撮影をしたときに写りがあんまりよくないなーと感じることがあると思いますが、あれはフレアが原因となっていることが多いです。
フレアやゴーストを防ぐ方法としては、太陽光を構図から外すなどの工夫が必要になります。
また、近年発売されたレンズはフレアやゴーストに強いものも多く、これらを使うのも一つの手です。
また、フレアやゴーストの発生を逆手に取って、構図の中で生かすという方法もあります。
特に設計の古いレンズ(いわゆるオールドレンズ)ではこれらが顕著に出ることが多いので、逆光状態であえて使ってみるのも面白いですね。
まとめ
ということで、今回は逆光撮影の魅力と注意点を紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
逆光を生かすことによって、被写体の優しさやふわっと感を最大限に引き出すことができるようになります。
レンズに直接光が入ってくると、レンズフレアやゴーストが発生して被写体が不鮮明になってしまうため、構図を工夫するなどして上手く回避しましょう。(オールドレンズなどを使って、レンズフレアやゴーストの発生を逆手に取る方法もあります)
今まで順光での撮影が中心だった方は、ぜひ逆光を生かした撮影も楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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