写真撮影のコツ

青くて可憐な花を写真に!ネモフィラを素敵に撮る7つのコツ

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

春に咲く青い花といえば…そう、なんといってもネモフィラですね!4月中旬~5月上旬(おおむねゴールデンウィーク前後)を中心に、青くかわいらしい花を咲かせることで知られています。

そんなネモフィラを写真に残してみたいけど、イマイチ撮り方が分からない…という方のために、今回はネモフィラを撮影する際のコツやポイントを、実際の作品を交えながら紹介していきたいと思います。

ネモフィラってどんな花?

ネモフィラとは

ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属に分類される一年草で、和名は「瑠璃唐草」。10~20cm程度の草丈、直径2cm程度の小さな花を咲かせます。

見頃はおおよそ4月中旬~5月中旬頃になります。

元々は北アメリカ大陸を中心に咲いていた花ですが、近年では日本国内でも広く見られるようになりました。

青以外の花も咲く

ネモフィラは青い花というイメージが強いですが、実は青以外にもいくつか異色の品種があります。

日本国内で咲いているのは「インシグニスブルー」という品種の青い花がほとんどですが、たまーに白や紫のネモフィラに出会えることもあります。

色違いのポケモンを探すような感覚で探してみると面白いですよー。(そんなに恐ろしく低確率ではないですがw)

ネモフィラを撮るコツ・ポイント

さて、ネモフィラの特徴をおおよそ知っていただいたところで、ここからはネモフィラを写真撮影するときのコツやポイントをざっくりと紹介していきます。

ここで紹介したものがすべてではありませんが、一つ参考にしていただければ嬉しいです。

何を伝えたいかを明確にする

これはネモフィラの写真撮影に限った話ではありませんが、まずは写真を通じて伝えたいことをしっかりと決めることをおすすめします。

「ネモフィラのある絶景」「ネモフィラのかわいらしさ」などなど、写真にして伝えたいことは各々で異なりますし、当然ながら正解なんてありません。

写真は何かを伝えるためのツールの一つ。写真を通じてネモフィラ(もしくはその他の被写体)の「何を、どう伝えるか」をしっかり考えた上で撮影していきましょう。

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順光と逆光で雰囲気が大きく変わる

ネモフィラは順光と逆光で大きく雰囲気が変わります。言葉だけだと分かり辛いので、作例も交えながら両者の違いを見ていきましょう。

順光の場合はかなり色鮮やかな感じになります。

ネモフィラ写真作例① 順光で撮影した場合

逆光の場合は順光のときの色鮮やかな雰囲気から一転、とても透明感のある雰囲気になります。

ネモフィラ写真作例② 逆光で撮影した場合

最初のポイントで「何を、どう伝えるか」を考えた上で、順光か逆光かを選んでいきましょう。(ネモフィラを主題にする場合は、かわいらしさや透明感を引き出せる逆光での撮影が個人的にはおすすめです)

風景として撮る場合は青空が映える

ネモフィラ写真作例③ 風景としてのネモフィラ

ひたち海浜公園にほぼ限定される&定番の撮り方となりますが、ネモフィラを風景として撮るという方法です。

青空は主張が強すぎるため、花の撮影では構図からカットすることが多いですが、このネモフィラに限っては青空との相性が非常に良いのが特徴です。青空を写真の中に上手く取り入れると良いですねー。(逆に、青空でないとちょっと微妙な絵になってしまうかも…)

おすすめのレンズは、やはり広角レンズでしょうか。超広角レンズを使って、さらに広く撮るのも面白いかなーと思います。

副題とする場合は前ボケも有効

ネモフィラはスナップやポートレートの副題として取り入れても絵になります。

ネモフィラ写真作例④ 副題としてのネモフィラ

女性のポートレート撮影などで前ボケとしてネモフィラの青色を取り入れると、可憐さを引き立てるアクセントになるのでおすすめです。(ネモフィラを副題とした良い作例がないのは公然の秘密ということで…サーセンw)

主題にする場合は逆光+引く+前ボケでかわいさ倍増

ネモフィラを主題として撮影するときは逆光+寄りすぎない+前ボケを取り入れるとかわいさを前面に押し出しやすくなります。

ネモフィラ写真作例② 逆光で撮影した場合

寄り気味で撮影するとネモフィラのかわいさがやや薄れてしまうので注意です。

かわいい子には近づきたくなる気持ちは痛いほど分かりますが、その気持ちがグッとこらえることで、ネモフィラのかわいらしさを引き出すことができます。

ネモフィラを主題とする場合は、中望遠~望遠レンズ(35mm換算で100mm以上かつ開放F2.8以下のレンズがあると個人的におすすめ)を使い、絞りを開放にして前ボケ・後ボケを生かしての撮影がおすすめです。

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花の形が分かりやすいものを選ぶ

花の写真といえば逆光というのが定番ですが、多くの花と同じくネモフィラも基本的には太陽を向いて咲くという特性があります。

そのため、特に逆光で撮る場合は背面からでも花の形が分かりやすいものを選ぶようにしましょう。

たまーに太陽とは反対向きに咲くネモフィラに出会えることもあります。(僕と一緒で、ひねくれているやつもたまにはいるものですw)

また、つぼみに近いネモフィラもかわいいので狙い目ですね。(こうしてみると、なんだかアクティブレーダーみたいですねw)

色違いを探してみる

ネモフィラは青い花のイメージが強いですが、冒頭でも紹介したように青以外にも白や紫の花を咲かせる品種があります。

さすがに青い品種ほど多くはないですが、花畑をよく観察してみるとビックリするようなレアキャラに出会うことがあるかもしれません。

まとめ

青色がなんといっても美しいネモフィラ。今回はネモフィラの写真撮影のコツについて作例を交えながら紹介してみました。

もっとも大切なことは、あなたがネモフィラを見て、何を感じ、どのように伝えるかという点にあると思います(ネモフィラに限らず…ではありますが)。ぜひ、あなたの感じたネモフィラを収めてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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