写真論

僕たちが写真を撮る目的について改めて考えてみた

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

ここ最近、ずーっと考えていたことがあります。

 

 

 

人は何の目的で写真を撮るのだろう?

 

 

 

というわりと素朴な疑問。

一億総フォトグラファー時代となった今、我々が写真を撮る目的とはいったい何なのかについて改めて考えてみました。

人は誰かに何かを伝える目的で写真を撮っている

ところで、皆さんはどんな目的て写真を撮っていますでしょうか?

理由は様々かと思いますが、写真を撮る目的は…

 

 

 

伝えること

 

 

 

おそらく、これに尽きるんじゃないかと思います。

写実的に表現するにしろ、アーティスティックに表現するにしろ、写真そのものは伝える手段の一つということに変わりはありません。

写真で伝える目的は決して一人では成し得ない

写真で何かを伝えようとする場合、第三者の存在を忘れてはならないということです。

その相手は直接的な関係だったり、間接的な関係だったりと様々ですが、それぞれ写真で伝えるという目的を達成するにあたっては欠かせない存在となります。

参考までに、以下は僕が過去にTwitterへ投稿して最もバズった(2018年11月現在)長岡花火の組写真。

この投稿は長岡花火の素晴らしさを伝えることを目的としていますが、投稿にあたってはちょっとした工夫をしています。

長岡花火は8/2~3に開催されますが、その前日付近は「どんな花火が打ち上がるんだろう?」という方が多くなります。

そのタイミングで投稿することで、長岡花火の素晴らしさもより一層伝わりやすくなるわけです。

写真で伝えるという目的を果たす上で大事なことは、決して自分本位にならないことです。

以前「写真撮影は一人で楽しめる趣味?いいえ、決してそんなことはないんです」という記事の中でも触れましたが、写真撮影を行うにあたっては実に多くの方々が関わっています。

カメラを作っている方々、被写体そのものやそれを支えている人々や生き物…写真で何かを伝える目的を果たすにあたっては、バックエンドの協力者がいなければ決して達成できないのです。

ここ最近は撮影マナーに関する話を耳にする機会が多くなりましたが、残念ながらそのあたりを忘れてしまっている方々がときどき見受けられます。

鉄道写真家 中井精也さんの写真集「1日1鉄!」の冒頭にもこんな一節が書かれています。

「もし世界に僕ひとりだけになったら、 きっと僕は写真なんて撮らないだろう。」

写真を撮る人だけでなく、見る人やそれを支える人の存在…写真で伝えるという目的は一人では決してなし得ることはできないのです。

おわりに

スマートフォンの台頭でカメラは身近なものとなり、世はまさに一億総フォトグラファー時代となりました。

時代は変われど、写真とは何かを伝えることを目的としたツールであることに変わりはありません。

そして、写真で何かを伝えるにあたってはその背景に実に多くの人々や生き物の存在があるということを、ぜひ忘れないでいただければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

ABOUT ME
おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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