写真論

写真撮影は一人で楽しめる趣味?いいえ、決してそんなことはないんです

写真撮影が趣味、もしくはこれからやってみたいとお考えの皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@hirokazu.sby)です。

よく写真撮影は一人で楽しめるイメージが強いですが、意外とそうでもなかったりするんです。

写真撮影は一人で楽しめる趣味なのか?

いきなり結論になりますが、写真撮影は決して一人で楽しめる趣味ではないです。むしろ、背後に膨大な方々がいて成り立っています。

は?こいつ、何言ってるんだ?!と突っ込まれそうですが、考えてみればとても容易なことです。

まず、ご自身が使っているカメラ。Canon、Nikon、SONY、PENTAX(RICOH)、OLYMPUS、FUJIFILMなど、様々なブランドのカメラをお使いのことかと存じます。これらのカメラは各々のカメラブランドに関わる多くの方々の技術を駆使して作ったものであり、決してご自身で作られたものではないはずです。

続いては被写体。風景、花、鉄道など、実に様々な被写体がありますが、これらは決して始めからそこにあったわけではありません。自然の力、あるいは多くの人々の力によって作られ、維持されている現実です。

「何をそんな当たり前のことを!」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、普段写真を撮っていると忘れてしまいがちです。近年、有名撮影スポットと呼ばれる場所で多くのトラブルが発生していますが、こうした背景には「独占欲」が働いているから起こるのではないかと思っています。

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カメラという文明の利器や素晴らしい被写体を創り上げてきた多くの人々や自然の力に、感謝すること…もとい、僕たちがこうして写真撮影を楽しめるのは、たった一人の力ではないんだということを忘れないでいただきたいなと切に願います。

まとめ

写真撮影は膨大な方々の協力があって成り立っているわけであって、決して一人でできるものではないということです。

松浦弥太郎さんの「松浦弥太郎の仕事術」という書籍の中で「どんなことにもその先には人がいる」という言葉があるのですが、写真撮影もまさに同じなんだなーということです。

繰り返しとなりますが、僕たちの写真撮影の先はバックエンドにたくさんの人々がいるからこそ成り立っているということ。そのことを頭の片隅に置いたうえで、写真撮影を楽しんでいただければなと思う次第です。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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