皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを使っていると、もっと写真撮影が上手くなりたいというある種の想いが出てくるかと思います。
ところで、写真撮影を上達させるためのコツってなんかあるのでしょうか。
写真上達のコツはたくさん撮ること!
写真を上達させたいと思うのであれば、しのごの言わずに、まずはたくさん写真を撮ること。これが上達のコツであり、唯一の近道です。
「なんじゃそりゃ!?そんなんコツでも近道でもなんでもないやん!」ってツッコミを受けそうですが、個人的にはこれが写真上達における一番の近道だと思っています。
RPG(ロールプレイングゲーム)を思い浮かべてみてください。RPGでは主人公や仲間がたくさん戦っていくうちに経験値がたまり、それによって新しい技を習得していきますよね。
それと似たようなもんです。
写真もさまざまな環境の中でたくさんの写真を撮っていくうちに多くの要素技術(テクニック、考え方など)が蓄積されていきます。
そして、得られた要素技術を上手く組み合わせていくことにより、オリジナリティーのある写真へとつながっていくというわけです。
たくさん撮っていく過程で構図や露出の三要素(絞り、シャッタースピード、ISO感度)といった理論的なものについて学んでいけば、写真のさらなる深化につながります。写真撮影が楽しいなーと思えるようになったタイミングでぜひ学んでみてください。
写真をたくさん撮るメリット
先述でも少し触れましたが、写真をたくさん撮るメリットは次のとおりです。
- パターン(テクニック、視点、考え方)が増える
- 新たな視点・アイデアが生まれる
自分の中で扱えるパターンが増えれば、組み合わせられるパターンもそれだけ増えていきます。そこから独特の組み合わせを編み出すことで、オリジナリティーのある写真につなげていくというわけです。
写真の本を読んだり、作品を見るのもとても勉強になりますが、最終的にはたくさん写真を撮ることが写真上達への一歩となります。
パターンが増える
たくさん写真を撮っていると様々なパターン(テクニック、視点、考え方)を習得することができます。
写真撮影は場所、構図、光の向き(順光、逆光など)、天候、時間帯など、実に様々な要素が複雑に関わってきます。「写真で○○を伝えたい」となったとき、これらの要素を脳内データベースから引っ張り出し、パズルゲーのように組み合わせて具現化していきます。
この要素をたくさん知っていれば知っているほど、伝えたい場面に合わせた最適な組み合わせを導き出しやすくなるというわけです。
たとえば、ドラマチックな夕暮れ時にかわいらしく咲く花の様子を伝えたいとします。
この場合、花のかわいさを引き出すための前ボケ・後ろボケを考慮して絞りは開放、焦点距離を望遠、引きの構図を、そしてマジックアワーの逆光でドラマチックに…といった感じで、伝えたいことを軸に脳内データベースの情報を引っ張り出してイメージを組み立てて具現化していきます。
ところが、逆光のシーンを撮った経験がなければそのイメージが脳内データベースにないため、花をイメージ通りにドラマチックに撮るというハードルは極端に上がります。なぜなら、脳内データベースに逆光で写真を撮るというイメージがないわけですから…。
逆光のイメージや撮り方を得るためには他者の作品を見たり、習ったり、本などで学習するという手があります。
しかし、最終的には自分自身で感覚を養うためにたくさん写真を撮っていくことが必要不可欠です。
たくさん撮ることによって脳内データベースに定着し、習得したパターンを実際の撮影で使いこなせるようになるのです。
新たな視点・アイデアが生まれる
自分の中で使える要素が増える→組み合わせパターンが増えれば、そこから新たな視点やアイデアが生まれてきます。
カメラを始めたばかりの初心者さんの中には「オリジナリティーを出さなきゃ!」と考える方もいると思います。
たしかに写真にはある程度のオリジナリティー(独創性)が求められます。独特な視点があれば、オリジナリティーあふれる写真作品を生み出すことも可能でしょう。
では、オリジナリティーの根幹となるものは何か…それは、これまでに培ってきた要素技術や視点となるわけです。
先ほども触れましたが、写真で何かを伝えようとした際、脳内データベースに蓄積された情報から絵をイメージングし具現化していきます。
組み合わせパターンが増えれば、今までにない組み合わせを見出すことができるようになり、それは斬新なアイデアへとつながっていくことでしょう。
まとめ
写真を上達させたいと考えている方は、何はともあれたくさん写真を撮りましょう。一見すると遠回りのようですが、それが上達への近道です。
たくさん写真を撮ることで構図や光といった要素の組み合わせパターンが増え、そこから今までにない新たなアイデアや視点へとつながっていきます。ぜひ、取り組んでいただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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