皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの画質を決める要素となる交換レンズ。
カメラ雑誌やレビューサイトなどを見ていると、たびたび「抜けが良いレンズ」なんていう言葉を聞くんじゃないかなと思います。
そもそも「抜けの良いレンズ」とはいったいどのようなレンズのことをいうのでしょうか。
抜けが良いレンズとは?
早い話がコントラスト(明暗部の表現力)が高いレンズのことをいいます。
そもそも「抜け」って何なんだって話ですが、これは写真や動画におけるコントラスト(明暗部の表現力)を意味します。
いきなり宇宙語みたいな言葉で説明されても分かるかヴォケ…ということで、実際に抜けの良い写真(写真左)と悪い写真(写真右)を用意してみました。
左側の写真(抜けが良い写真)は明るい部分と暗い部分がはっきりとしていて、写真全体が引き締まった印象になっています。
一方で右側の写真(抜けが悪い写真)は明るい部分と暗い部分の差が小さく、写真全体がぼんやり霞んだ感じになっています。
空気が乾いたよく晴れた日に「今日は抜けるような青空だー!」なんていう言葉をよく聞くと思いますが、ひとまずのところヌケが良い=コントラストが高い(明暗部がはっきりしている)と認識していただければよろしいかと思います。
抜けの良い交換レンズを選ぶコツ
交換レンズの抜けの良し悪しを見る場合は、MTF曲線が一つの指標となります。
MTF曲線とは交換レンズの性能を示すグラフのことですが、低周波の曲線が高いレンズが抜けの良いレンズだと言われています。
例えば上記のレンズでは低周波が高く、全体を通じて抜けが良いレンズだと判断することができます。(基準としては80%以上で非常に優秀、60%以上で良好)
※MTF曲線についての詳細は以下の記事も参考にしてみてください
MTF曲線は基本的に絞りを開放にしたときの性能指標で、絞った場合には抜けの良さが多少変わってきます。
まとめ
「抜けの良いレンズ」とはコントラスト(明暗部の表現力)が高いレンズのことをいいます。
レンズの抜けの良し悪しについてはMTF曲線と呼ばれるグラフから判断することができ、低周波が高いレンズが抜けの良いレンズだとされています。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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