カメラの基礎知識

過信は禁物!?一眼カメラの防塵防滴の必要性と利用上の注意点

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの中には、水滴や埃などが原因の故障を防ぐために防塵防滴に対応したものがあります。

今回は一眼カメラを選ぶ際のポイントの一つとなる防塵防滴の必要性、使用上の注意点についてまとめてみました。

防塵防滴とは

その名の通り、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ、交換レンズなどを水滴や粉塵から保護するための機構です。

カメラ本体や交換レンズの水や埃が入りやすい箇所にシーリングと呼ばれる加工を施すことによって、水滴や粉塵から一眼カメラを保護する役割を果たしています。

シーリングのイメージ(出典:リコーイメージング)

屋外での写真撮影では突然の降雨や強風による砂埃などの天気の変化が得てして起こりますが、同時に一眼カメラやレンズが故障するリスクも高まります。

天候の急変などが起こる中での撮影となった際、防塵防滴機構が備わっていれば故障のリスクを低減してくれます。

一眼カメラに防塵防滴は必要?

ところで、一眼カメラにおいて防塵防滴が必要かどうかについてですが…

 

 

 

あった方が良い(必須ではない)

 

 

 

写真撮影は必ずしもベストコンディションで挑めるとは限りませんので、いざという時の保険という意味を込めて防塵防滴があると安心できるものです。

特にアウトドアでの撮影が中心の場合は、天気の急変などが起こる可能性が十分にあり得るため、防塵防滴はあるに越したことはないです。(最近はゲリラ豪雨なんかも多いですし…)

ただし、防塵防滴に対応した一眼カメラは基本的には中級機以上からとなるため、非対応のものに比べて少々高価になります。

例えばCanonで防塵防滴に対応しているのはEOS二桁Dシリーズ以上、NikonではD7000シリーズ以上からとなります。

したがって、屋内での撮影が中心の方は必ずしも防塵防滴は必須ではありません。

ただし、例外としてPENTAXはK-S2やK-70などのいわゆるエントリークラスでも防塵防滴機構が備わっているカメラがあります。

防塵防滴の有無と価格はトレードオフになるため、撮影シーンなどを加味した上で必要に応じて選ぶことをおすすめします。

防塵防滴に関する注意点

と、悪天候などでのカメラやレンズの故障リスクを低減してくれる防塵防滴機構ですが、取扱いにあたっては注意点もあります。

防水ではない

防塵防滴は決して防水ではありません

たしかに防滴と防水は水からカメラを守るという役割を担う点では同じですが、両者はまったく異なります。

防塵防滴機構のカメラは防水カメラのように水の侵入を完全に防ぐ構造とはなっていないため、水中などで使うことはできません。

もし、水中で使用したい場合には防水対応のカメラを選ぶようにしましょう。

交換レンズも防塵防滴に対応したものを選ぶ

防塵防滴機構は一眼カメラだけでなく、交換レンズ側も防塵防滴もしくは簡易防滴に対応している必要があります。

いくら一眼カメラのボディ側では水滴や埃の侵入を抑えられても、交換レンズからカメラ内部へ水滴や埃などが入ってしまいます。

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悪天候下でのレンズ交換はNG

いくら一眼カメラと交換レンズが防塵防滴に対応していても、悪天候下でのレンズ交換は故障リスクが高まります。

どうしてもレンズの交換が必要な場合は、水滴や埃などを避けて行うようにしましょう。

過信は禁物

一眼カメラの防塵防滴機構については過信は禁物!あくまでもメーカー側が防塵防滴に配慮した設計になっていますよ程度のものだと思ってください。

防塵や防水に関する仕様は国際電気標準会議で規定されたエンクロージャによる保護等級(IP Code)で示されます。

Link: 防水規格 IP表記 | TAKIGEN | タキゲン製造株式会社

コンデジやスマートフォンの仕様などで「IP68」「IPX8」などという表記を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

防滴であればIPX1~IPX4の範囲で指定されますが、実際のところ大半の一眼カメラは保護等級が指定されていません

とどのつまり、あくまでもメーカーが防塵防滴に対応していますよと謳っているだけであって、防塵防滴の規格要件を満たしているかどうかは分からないのが現実です。

実際のところはPENTAXのカメラは丸洗いしても大丈夫だったなどという例もありますが、愛機を大切にしたいという方は長時間の雨ざらしとかはやめておくのが無難です。

いくら防塵防滴に対応している一眼カメラだからといって過信は禁物。悪天候下で撮影される際はしっかりと対策を施したうえで挑むことをおすすめします。

まとめ

一眼レフカメラ/ミラーレスカメラにおける防塵防滴。アウトドアシーンにおける天候の急変に一役買う機構ですが、扱うにあたっては注意点もあります。

  • 防滴はあくまでも防滴であって防水ではない
  • ボディ側だけでなく交換レンズも防塵防滴もしくは簡易防滴に対応したものを選ぶ
  • 悪天候時のレンズ交換は故障リスクが高まるのでNG
  • 過信は禁物!いくら防塵・防滴に対応していても雨対策は必須

一眼カメラ選びの参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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