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製品紹介・レビュー

超絶ハイスペックなミニ三脚!RRS TFA-01 Ultra Pocket Pod

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

持ち運びに便利で小回りの効くミニ三脚。一つ持っていると何かと便利なアイテムです。

今回はそんなミニ三脚の中でも飛び抜けた性能を誇る、RRS(Realy Right Stuff)のミニ三脚「TFA-01 Ultra Pocket Pod」を紹介していきたいと思います。

RRS TFA-01 Ultra Pocket Pod

TFA-01 Ultra Pocket PodはRRS(Realy Right Stuff)製のミニ三脚(テーブル三脚)。

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しかし、その耐荷重はなんと驚愕の6.8kg!一般的なミニ三脚が1〜2kg程度なのを考えると、まさしく破格の性能ともいえます。

外観

TFA-01はなんといってもコンパクト!

収納時の全長は150mm、重量は135g(1/4ネジ装着、雲台なし)。重さ的にはだいたいiPhone 7と同じぐらいなので、ちょっとカバンに忍ばせて持ち運ぶにも苦にならないレベルです。(個人差あります)

脚の角度は三段階(119mm、84mm、37mm)で変更できます。シーンに合わせて高さを調整したいときに便利ですねー。

一番下まで下げれば、地面すれすれローポジションでの撮影もなんのその。水面すれすれのリフレクション撮影にも一役買いそうですね。(カメラにバリアングル液晶やチルト液晶があればなお便利)

脚の上部にストッパーが付いているため、カメラの重さで不意に開脚するといったこともないように作られています。

TFA-01を購入すると、合わせてBC-18 Micro Ballという自由雲台がセットで付いてきます。

付属のネジを使えば、雲台を交換することも可能。1/4インチネジと、3/8インチへ変換するためのネジの二種類があるので、自分好みの雲台が幅広く選べるのが嬉しいところです。

ひとまず試しに1/4インチネジに対応したVelbon製の自由雲台(QHD-43)を取り付けるとこんな感じ。

せっかくですので、5/8インチネジに対応したManfrottoの3way雲台(MHXPRO-3W)も取り付けてみます。

三脚のサイズに対してだいぶアンバランスな感じになってしまってますが、問題なくいけますねー。(参考までにMHXPRO-3Wは重さが1kgありますが、耐荷重的にはまったく問題なしです)

性能

TFA-01の耐荷重は6.8kg(雲台を除く)と、ミニ三脚とは思えないほどのバケモノスペック。

ミニ三脚の中でも比較的優秀なスペックを誇るManfrotto PIXI EVO(耐荷重2.5kg)をも凌駕する超絶高性能ぶりです。

手始めにVelbon製の自由雲台(QHD-43)を取り付けた状態で、PENTAX K-1HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRを載せてみます。

RRS-TFA01にフルサイズ一眼レフ+標準ズームレンズを載せた様子

この組み合わせはManfrotto PIXI EVOでも載せられますが、耐荷重が3倍弱違うため、安定感はこちらの方があるなーという印象です。

ところで、耐荷重が6.8kgもあればフルサイズ+ナナニッパなんてのはどうなのさ?と気になる方も多いかと思いますので、実際に試してみました。

RRS-TFA01にフルサイズ一眼レフカメラ+望遠ズームレンズを載せた様子

 

 

 

乗った!すげーよこれ!!

 

 

 

Manfrottoの3way雲台(MHXPRO-3W)を取り付けた状態でPENTAX K-1HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AWという組み合わせ(総重量3kg)で載せてみましたが、十分に安定して使えるなーという印象です。

さすがに超望遠レンズとの組み合わせは無理ゲーな場合も多いですが、フルサイズ+ナナニッパが載せられるあたり、ミニ三脚としては破格のスペックだと言っても過言ではないですね。

使用感など

前述で紹介した通り、TFA-01はとにかくコンパクトで持ち運びに便利。

大型の三脚だと使うのを躊躇ってしまうようなビルの展望台などでの利用、チルト液晶やバリアングル液晶を併用した超ローポジションでの撮影、デート中の記念撮影などで一役買われる存在です。

また、そのコンパクトな外観とは裏腹に耐荷重が6.8kgとミニ三脚としては破格のスペックを誇るため、フルサイズ+ナナニッパという重量級の構成でも十分に安定して使えるのは大きな強みです。

脚の角度は調整できるものの、一般的な三脚やManfrotto PIXI EVOのように脚そのものの高さは変更できません。

おそらく耐荷重を向上させるためにこのような形状になっていると思われますので、このあたりは割り切るのが懸命です。

あと、付属のネジが素手ではなかなか外せないケースが多々あるのが難点。しかも素手で外そうとすると、指を切る可能性も…。

よって、ネジを交換するためのペンチも合わせて持っておくと安心です。(実際にネジを素手で外そうとして指を何カ所か切りましたw)

価格

約40,000円(2018年2月時点)と、ミニ三脚としてはかなり高額な部類になります。

しかし前述で紹介したように、非常にコンパクトな形状でありながら耐荷重6.8kg、十分な堅牢性を考えると妥当な範囲じゃないかなーと思います。

ちなみに付属の雲台であるBC-18 Micro Ballは単体だと$120(約12,000円)ほどするので、三脚そのものはおおよそ28,000円ぐらいといったところでしょうか。

まとめ

非常にコンパクトな形状でありながら、耐荷重が6.8kgという中型三脚もビックリな性能を誇るRRS TFA-01 Ultra Pocket Pod。まさに超絶ミニ三脚といっても過言ではないです。

特に重量のある一眼レフカメラとレンズをお使いの方は、機動力の高いTFA-01があると撮影の幅が広がって何かと便利なんじゃないかなーと思います。

なお、RRSの製品は基本的に銀一でのみ取り扱っていますが、最近はAmazon経由でも手に入れることができます。(ただし、少量生産となっているため、注文してから届くまで最長で1ヶ月半ほどかかることもあるそうなので、その点はご注意を)

Link:Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ) TFA-01Ultra & BC-18 ポケットポッド | 銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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