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製品紹介・レビュー

PENTAX KPでケーブルレリーズCS-205を使う方法

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

PENTAXのケーブルレリーズといえばこれまでCS-205が主流でしたが、KPではCS-310(2016年発売)に対応となっています。

これまでCS-205を使っていた方がKPでもケーブルレリーズを使って撮影したい場合にはCS-310に買い替え…とせずとも、実はとあるアイテムを買い足すだけで、KPでもCS-205をそのまま使うことができるのです。

KPはCS-205には対応していない…

さて、冒頭でも紹介したように、KPはCS-310というこれまでとは異なるケーブルレリーズに対応しています。

昔からPENTAXの一眼レフカメラを利用されている方はご存知かと思いますが、PENTAXのケーブルレリーズといえば長らくCS-205でした。

2001年に発売されてから現在に至るまでの17年間、ずーっと使われてきたロングセラー製品です。現在でも現役のケーブルレリーズです。

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CS-310は従来のCS-205よりもカメラと接続するコネクターの部分が異なるため、CS-205をKPに接続することは物理的に不可能となります。

K-1 MarkIIのサブ機や旧APS-C機からの乗り換えでKPを選ぶという方も多いと思いますが、KPはこれまで使ってきたCS-205に対応していないため、残念ながら使い回すことはできません。

そんなわけで、KPでケーブルレリーズを使う場合はCS-310(互換性のあるものを含む)を新たに購入する必要がありますが、純正のケーブルレリーズは意外と高価(約4,000円/本)だったりします。

うーん、なんとか従来のCS-205をKPでも使えるようにできないものか…。

CS-205をKPで使うための方法

さて、物理的にコネクタ形状の異なるCS-205をどうやってKPと接続するんだって話ですが、実はあるアイテムを使うことでCS-205をKPに接続することができるようになります。

それは…

 

 

 

イヤホンジャックの変換アダプター!

 

 

 

なんと単純な!

でも、たったこれだけでCS-205をKPでも使えるようになるのです。

いったいどういうことなのか…実はCS-205とCS-310の間には大きな共通点があります。それは、どちらもコネクター部分はイヤホンジャックということなのです。

CS-205にはマイクロイヤホンジャック(φ2.5)が、CS-310はミニイヤホンジャック(φ3.5)が使用されているのです。

すなわち、CS-205のマイクロイヤホンジャックをCS-310と同じミニイヤホンジャックに変換してやれば使えるというわけです。

イヤホンジャックの変換アダプターは500円/個程度で入手できるため、CS-310を購入するのに比べ、わずか1/8程度の価格で対応させることができちゃうのです。

KPにCS-205を接続して撮影してみた

ということで、実際にCS-205のジャック部分にイヤホンジャック変換アダプターを取り付けた上でKPにつなぎ、シャッターを切ってみることに…すると

詳しくはTwitterにアップした動画をご覧いただければと思いますが、見事にCS-205でKPのシャッターを切ることができていることが分かります。

うーむ、これは素晴らしい!

この方法は公式でサポートされているものではありませんので、カメラの故障等が発生しても当ブログでの責任は負いかねます。

実施される場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

まとめ

KPはCS-310というケーブルレリーズに対応となりましたが、イヤホンジャックの変換アダプターを(φ2.5→φ3.5)を取り付けることで、以前より発売されているCS-205でもCS-310相当のレリーズとして使用することができるようになります。

既にCS-205をお使いの方はこれまでの資産をKPでも有効活用できるようになりますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。(公式でサポートされていない点には注意)

それにしても、現在に至るまでKマウントの互換性が保たれているだけでなく、こんな細かいところにも互換性があったとは…これだからPENTAXはやめられないんですよねw

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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