カメラの基礎知識

意外と混同しやすい?クロップとトリミングの違い

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

写真を撮る方であれば、クロップおよびトリミングという言葉を一度は聞いたことがあるという方も多いかと思います。

クロップとトリミングは写真の一部を切り取るという点では共通していますが、両者はちょっと異なります。

クロップとトリミングはちょっと違う

クロップとトリミングって同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、両者には以下のような違いがあります。

  • クロップ:撮影の段階で切り抜く
  • トリミング:撮影後の写真を切り抜く

冒頭でも紹介いたしましたが、クロップもトリミングも写真の一部を切り出すという点では共通していますが、クロップは撮影の段階で切り抜くのに対し、トリミングは写真の一部を切り抜くかという点で異なります。

クロップ:撮影時に切り抜く

撮影時に特定の範囲を切り取るのがクロップになります。

クロップのイメージ

クロップの特徴としては次の通りとなります。

  • 画質の劣化が発生しない
  • 切り抜きの自由度は低い

クロップは撮影の段階で切り抜きが行われますが、元あるイメージセンサーの一部から切り抜きされるため画質は保たれます。(記録画素数は落ちます)

ただしクロップではカメラにインプットされたサイズに沿って切り抜きが行われるため、トリミングのように自由度は高くはありません。

ちなみにクロップが用いられる例として、フルサイズ一眼カメラでAPS-C専用のレンズを使用した際にAPS-Cサイズの範囲のみを切り取るといったものがあります。

フルサイズ一眼カメラでAPS-C専用のレンズを使用した場合、イメージサークルの範囲外に黒い影(ケラレ)が生じてしまいます。

そこでクロップ機能を利用することで、APS-Cの範囲のみを切り抜くことによってあらかじめケラレが起こるのを防ぐことができます。

クロップ機能はフルサイズとAPS-Cで同一のレンズマウントを採用しているカメラ(Nikon Fマウント、SONY Eマウント、PENTAX Kマウント)などに用意されています。

トリミング:撮影後に切り抜く

先述のクロップと同じく写真の一部を切り取るという点では共通していますが、撮影後の写真から一部を切り取るのがトリミングとなります。

トリミングのイメージ

トリミングの特徴としては次のとおりです。

  • 切り抜きの自由度が高い
  • 切り抜き後に画質が落ちる場合がある(JPEG画像を扱う場合)

トリミングは主に撮影の段階で構図から取り除けなかった余計な部分を除去するといった目的で使用され、主に写真編集ソフトなどを使って処理を行います。

切り抜く範囲を細かく指定できるためクロップと比べて自由度が高いのが特徴です。

ただしトリミングは写真に対して直接処理を行うため、特にJPEG画像を使用してトリミング処理をかけた場合には画質が劣化するという欠点が挙げられます。

※RAWとJPEGの違いについては以下の記事も参考にしてみてください

RAWとJPEGの違いとはなんだ?なるべく分かりやすくまとめてみた皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。 一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラで撮影した写真はRAWもしくは...

まとめ

写真界隈でよく耳にするクロップとトリミング。

どちらも写真の一部を切り抜くという点では共通していますが、クロップは撮影の段階で切り抜くのに対し、トリミングは撮影後の写真から一部を切り抜くという点に違いがあります。

両者の違いをご理解いただき、適切に使い分けていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

ABOUT ME
おーわ(Hirokazu Shibuya)
埼玉県を拠点に写真を撮っています。 写真やカメラのことよりも、なぜかSDカードや写真データのバックアップといった分野に詳しいのは内緒の話ですw
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